
2026/05/24
先日、岡山市北区のお客様より、お父様逝去に伴うご実家のご相談をいただきました。
空き家となったご実家をリフォームされる前に、遺品も含めて家財をご整理されたいというご依頼です。
地元の同業他社さまとの相見積もりでしたが、最終的に当店をお選びいただきました。本日はその様子をご紹介します。

「価値が分からないし、捨てるのは忍びない」
最初のお電話で、奥様はこうおっしゃっていました。
「主人の父が亡くなりまして、岡山市北区の実家をリフォームすることになったんです」
「父はお茶が好きな人で、煎茶のお道具が床の間にたくさん残っていて…」
「私たちには価値が分からなくて。でも、ぜんぶ捨てるのは忍びなくて」
このお気持ち、岡山県内でとても多くいただきます。
工事の日程は決まっている。でも、お父様が大事にされていたお品をゴミにする決断はつかない。そんな状況です。
相見積もりは大歓迎です
「実は、もう一社にも見てもらおうと思っているんですが」と奥様。
もちろんです、とお伝えしました。複数のお店で見比べていただいて、納得のうえで決めていただくのが一番です。
骨董・美術品の査定は、お店ごとに評価軸が違います。比べてご覧になることで、ご自身に合うお店が見えてきます。

今回お譲りいただいたお品
お部屋に入ると、床の間にしっかりとした作りの備前焼の宝瓶、戸棚には桐箱に収まった煎茶器、食器棚には鮮やかな黄色の角皿が並んでいました。
お父様の趣味の世界が、そのまま残されている空間でした。
主なお品をご紹介します。
- 備前焼の宝瓶(共箱付・龍の摘み)— 床の間の主役。地元・備前市伊部の有名な窯元のお品でした
- 備前焼の宝瓶(蓋なし・銘あり)— 蓋がないお品ですが、岡山県重要無形文化財保持者の作で人気のある作家です
- 錫の茶托 一組(共箱共布付)— 京都の有名な金工家による煎茶用の茶托。彫りの細工が見事でした
- 珉平焼の角皿(黄釉・複数枚)— 淡路島の名陶。鉛入りの釉薬で出される鮮やかな黄色は、今では作れない貴重な色です
- クラシックカメラと書の魚板— お父様の趣味の幅を物語るお品でした

「これ、価値ありますか?」のご質問に
査定中、奥様が何度かおっしゃった言葉があります。
「これは蓋がないんですが、価値はあまりないですよね?」
「共箱がないお品も、見ていただけますか?」
もちろんです、とお伝えしました。
共箱や蓋がないお品は、揃っているお品より評価は控えめになります。それは事実です。
ですが、本体に作家の銘がしっかり残っていて、土味や作りに特徴があれば、十分に査定の対象となります。

「捨てるしかないかと思っていました」と奥様。
共箱がない、蓋がない、というだけで諦めてしまうのは、本当にもったいないことが多いです。一度ご相談ください。
当店をお選びくださった理由
後日、奥様にお伺いしました。
「査定の説明が一番分かりやすくて、なぜこの金額になるのか納得できたからです」
当店が出張査定で必ず守っていることは、シンプルな三つです。

一点ずつ理由を添えてお伝えする
「これは作家、これは時代、これは状態」と、評価の理由を必ず添えます。
まとめて「ぜんぶで〇〇円」という出し方はいたしません。
評価できないお品もはっきり伝える
市場価値がないと判断したお品は、その理由とあわせてお伝えします。
「形見として手元に残されますか?」と、その先の選択肢もご一緒に考えます。
共箱の有無による価格差を隠さない
蓋がない、共箱がない、というお品は完品より評価が下がります。それを「変わりません」とごまかしません。
なぜ評価が変わるかを、その場でご説明します。

こんなご相談をお待ちしています
「親の家をリフォーム・売却する前に、遺品も含めて一度ご整理されたい」というご相談を、岡山県全域から承っております。
- ご実家・空き家の遺品整理
- リフォーム・建て替え前の家財整理
- 同業他社さまとの相見積もり(歓迎)
- 備前焼・煎茶道具・骨董全般
- 共箱・蓋がないお品の査定
査定費・出張費は無料です。お写真をお送りいただければ、訪問前に目安をお伝えできます。
📞 お電話:0120-846-263(受付 9:00〜19:00)
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