
2026/08/31
岡山市北区でオールドノリタケのコーヒーカップを買取しました。
ご依頼は飲食店を営むお客様からです。
和の器や革のバッグも一緒にお預かりしました。
ご実家から持ってきた器をお店で使われていたそうです。
使わなくなった器ほど手が止まります

使うつもりで持ってきたんです。でも結局出番がなくて。
お客様はそうおっしゃいました。
飲食店では器の入れ替えがあります。
お店の雰囲気が変わればそれまでの器は棚に下がります。
ご実家から受け継いだ器なら余計に捨てられません。
器の処分がむずかしいのには理由があります。
- 値打ちがあるのかどうか分からない
- 親が大事にしていた品を捨てるのは気が引ける
- 数が多くて一点ずつ調べる時間がない
- 箱に入ったままで中身も忘れている
当店にはこうしたご相談が毎月届きます。
今回も棚から出していただくところから始めました。
オールドノリタケのコーヒーカップ

棚から最初に出てきたのが洋食器です。
水色と金の縦縞が入ったコーヒーカップでした。
縞の間には金彩の小花が細かく描かれています。
口の内側にも花綱の文様が回ります。
オールドノリタケは明治から戦前に欧米へ輸出された陶磁器です。
森村組が手がけ日本陶器合名会社が一九〇四年に設立されました。
主にアメリカ向けに送られ国内ではほとんど売られていません。
だからこそ日本では長く知られてこなかった品です。
お客様もブランド名はご存じありませんでした。
ただの古い洋食器だと思っていました。
オールドノリタケは金彩の描き込みに手間がかかっています。
洋食器は骨董ではないと思われがちです。
当店はコレクター品としてきちんと査定します。
リモージュの小物入れ

深い藍色の小物入れも同じ棚にありました。
蓋の中央に金彩で人物が描かれています。
縁には唐草と花が細かく回ります。
受皿とセットで残っていました。
リモージュはフランス磁器の産地です。
近郊で白い粘土が見つかったのは一七六八年でした。
硬質磁器の製造が始まったのは一七七一年です。
白く薄い生地に上絵を落ち着いて描くのが持ち味です。
オールドノリタケと並べても見劣りしない一点でした。
フランス製のアンティークバッグ

器の合間に革のバッグも拝見しました。
フランス製のアンティークバッグです。
丸い持ち手に真鍮の口金が付いています。
革は飴色に育ち中央には麻の織地が入ります。
革のバッグは古びると値打ちがないと思われがちです。
使い込まれた革は逆に味として見られます。
金具の作りや仕立てで年代がたどれます。
オールドノリタケと一緒に残っていた和の器
棚の奥には和の器も納まっていました。
洋食器と和食器が並ぶ棚はよく拝見します。
刷毛目の湯呑五客

五客そろって木箱に納まっていました。
白い土を刷毛でひと息に塗った跡が残ります。
刷毛目は朝鮮半島で始まった技法です。
白土を刷毛で塗り透明な釉薬をかけて焼きます。
刷毛の勢いがそのまま景色になります。
同じ模様は二つとありません。
五客そろっている点も評価につながりました。
共箱に入った蓋茶碗

飴色の釉に白い梅が浮かぶ蓋茶碗です。
蓋にも同じ梅が三つ配されています。
茶碗蒸しや蒸し物に使う碗です。

この蓋茶碗には木箱が付いていました。
蓋の表には墨で書き付けがあります。
作り手や品名を記した箱書きです。
箱書きのある器は査定が変わります。
誰がいつ作ったかをたどる手がかりになるからです。
器と箱は必ず一緒にお見せください。
染付の湯呑

藍の濃い湯呑も一客ありました。
外は落ち着いた呉須の色です。
内側の口縁に藍の蓮弁文が並びます。
使い込まれて艶が出ていました。
オールドノリタケも和の器も一度でお預かりします
今回のご依頼は品目がまたがりました。
洋食器に和の器。そこに革のバッグ。
ジャンルごとに別の店を探すのは骨が折れます。
当店は骨董と美術品にコレクター品まで扱います。
だから一度の出張でまとめて拝見できます。
岡山市北区では空き家の片づけでも多ジャンルをお預かりしました。
お店の閉店や改装に伴うご相談も承ります。
オールドノリタケの買取は岡山市北区へも出張します
当店は岡山市南区浜野の骨董・美術品買取店です。
岡山市北区をはじめ岡山県全域へ出張します。
生前整理は気力のあるうちが動きやすい時期です。
ご自分で品を選べるうちに手を付けられる方が増えました。
ご家族に判断を残さずに済むからです。
箱に入ったままでも構いません。
値打ちが分からなくても構いません。
一点だけのご相談でも構いません。
オールドノリタケらしき洋食器が棚で眠っていましたら、もしよかったらご相談ください。
店舗情報
株式会社タイムライン / 0120-846-263 / 古物商許可:岡山県公安委員会 第721010028268 / 対応エリア:岡山県全域